バイクを売る時どうしていますか？
- 買い換える店で下取りに出す
- 大手のバイク買取店に依頼する
と一社だけの査定で売ってしまっている人が大半ってご存知でしたか？
納得して売られているなら問題はありませんが、もしかしたらもっと高く売れたかもしれません。
バイクを売る時は、必ず買取額を比較するべきです。
その理由をお話します。
損をしたくないならバイクを売る時は査定額を最低3社以上は比較するべき
安く買って高く売るは中古品ビジネスの基本
バイクに限らず中古品を扱うビジネスの基本は「安く買って高く売る」です。
新車を売る場合、メーカーからの仕入れ値は決まっています。また同じ品物を売る競合店もありますので売値の上限も決まっています。つまり1台売って得られる利益には上限があるのです。
しかし、中古バイクの場合は仕入れは交渉次第、売値も交渉次第です。
安く仕入れて高く売れば、新車を売るより大きな利益が得られます。
「高価買取」の看板をあげている中古バイク買取業者であっても1円でも安く買取りたいのが本音なのです。
バイク買取業者には得意分野がある
バイク買取業者にも色々な会社があります。
- 買取ったバイクを直接再販する会社
- 買取ったバイクをオークションに出品する会社
- スポーツバイクに強い買取会社
- スクーターに強い買取会社
当然、同じバイクを査定してもバイク買取会社によって査定額が違って来ます。
査定額を比べる事でどこに売るのが一番良いのか判断が出来ます。
「専門業者」＝「高く買ってくれる」とは限らない
バイク買取業者によっては、「当社は買取ったバイクを直接販売しますので中間マージンが少なくその分高く買取れます」と高価買取をPRする業者もいます。
当然専門業者の方が高く売る力はあるはずですが、だからといって必ずしもその査定額が他社より高いとは限りません。
高額査定かどうかは比べてみて初めて解るものです。
バイク買取会社で査定基準が違う
乗っていれば小さな傷はあって当たり前です。
またバイクに転倒はつきものです。
当然、そういった傷などはマイナス要因になりますが、マイナスされる額は業者によって違います。
傷以外にもカスタムに対する許容範囲も違います。
バイクをカスタマイズする、ドレスアップするのが好きという人も多いでしょう。
このカスタマイズも査定に大きく関わります。
- ノーマル以外は全てマイナス要因とする業者
- カスタマイズしていてもノーマルパーツを持っていればマイナス査定しない業者
- 名前の通ったブランドのパーツや車検対応ならプラス査定してくれる業者
こういった評価でもバイクの査定額は変わります。
複数の業者さんに査定してもらうことは多角的にバイクを評価してもらえるとも言えます。
競合他社がいると査定が上がる
バイク買取に関わらず中古品ビジネスというのは「安く買って高く売る」事が基本です。
どれだけ「高価買取」を看板にしている買取業者であっても「1円でも安く買取りたい」というのが本音です。
それは間違いありません。だってビジネスですから。
そのバイクを査定しているのが自分の会社だけなら、売り主さえ納得させればバイクを売ってもらえます。
転倒歴が….ハンドルにガタがあるとか….いくらでもマイナス要因を探して査定額を下げていけば良いのです。
ところがライバル業者がいれば、ライバル業者より高い査定をつけなければ売り主を納得させることが出来ません。査定価格を比較されるため、安過ぎる査定では競合他社にバイクを持って行かれるのです。
出張査定に来る買取業者は買取れなければただ働きどころか、交通費や人件費が赤字になります。
「御社だけにお願いしています」と「他店にも査定をお願いしています」では出て来る査定額に差があるのは当然でしょう。
下取りも比較する
売却ではなく乗換ならば、買取会社だけでなく次のバイクを買うお店での下取りも比較しましょう。一般的に下取りは買取よりも安くなる傾向がありますが、バイクの場合は下取りでも高額査定が出る場合があります。
下取りは安いと決めつけず買取と比べてみる事もおススメです。
もしも買取と下取りの値段が変わらないなら、下取りに出す方が手続きなどメリットも多くなります。
まとめ
バイクを売るときは出来るだけ多く査定を受ける事をおススメします。
その分手間はかかりますが、手間をかけた以上に高く売れる事もありますし、なにより納得してバイクを手放す事が出来ます。
