大型二輪免許が教習所で取れるようになって約20年。
指定教習所も増えて、大型二輪教習を受けられない教習所の方が珍しいのではないかというくらい目にします。
参考記事:今さら人には聞けない大型二輪免許の取り方
では大型二輪免許を取得するにはどの程度の費用がかかるのでしょうか?
自分の予算を立てる必要もあって調べてみました。
教習所で大型二輪免許を受けるための費用
まず大型二輪教習の中身と費用です。
費用は当然ながら教習ごとに違います。あくまで一般的な相場だと考えて下さい。
所持免許 | 学科時間数 | 技能時間数 | 費用 | 教習期限 |
---|---|---|---|---|
なし、原付、小特 | 26H | 36H | 約30万円 | 9ヶ月 |
普通(四輪) | 1H | 31H | 約20万円 | |
普通二輪 | – | 12H | 約11万円 | |
普通二輪AT限定 | – | 16H | 約13万円 | |
普通二輪小型限定 | – | 20H | 約15万円 | |
大型二輪AT限定 | – | 8H | 約8万円 | 3ヶ月 |
大型二輪AT+普通二輪 | – | 5H | 約7万円 |
教習内容と費用は現在持っている免許の種類で異なります。
普通二輪免許以上を持っていれば学科教習は免除され、技能教習だけになります。
普通二輪免許を持っている場合に絞りますが、安い教習所だと7万円台から取れる教習所もあります。
最近は安心パックという名称で追加料金無しで卒業まで教習を受けられるサービスを用意している教習所も多く見受けます。「みきわめ」に落ちた場合の補習費用は痛いですので心配な方は検討してみてもいいのではないでしょうか?(1万円〜2万円)
運転免許試験場での費用
運転免許の申請費用は下記の通りです。
受験料(審査費用)と免許証交付料が含まれています。
金額は東京都の例です。
申請する免許 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
二輪免許試験 | 3,800円 | 指定自動車教習所を卒業して新規に免許を取得 |
二輪免許限定解除審査 | 1,450円 | 指定教習所で技能審査に合格された方 |
二輪免許限定解除審査は普通二輪小型限定の方が小型限定を外す、大型AT限定の方がAT限定を外すための審査です。普通二輪の方が大型二輪免許を取得する場合は新しい免許を取得する事になります。
普通二輪免許を持っている人が指定教習所を卒業している場合は学科試験も免除ですので適性検査を受けるだけで免許が交付されます。
まとめ
普通二輪免許を持っている人が大型二輪を取る場合の費用は10万円前後の教習費と3,800円の二輪免許試験費用が必要です。